オンワードHD、物流子会社を売却

2016/03/24 08:27 更新


 オンワードホールディングスは物流子会社、アクロストランスポート(飯塚賢一社長)の全株式を物流会社のセンコー(福田泰久社長)に譲渡する。実施は4月15日を予定している。

 アクロスはオンワードホールディングスの100%子会社で、72年に設立された。ファッション関連商品の物流に特化し、15年2月期の売上高は118億円。近年はオンワードグループ以外の物流サービスも行っている。

 オンワードホールディングスは事業の選択と集中を進めており、アクロスがセンコーの傘下に入ることで相乗効果を発揮できるとみている。今後もオンワードグループの物流業務はアクロスが継続する予定で、これにより物流を効率化したい考え。

 センコーは東京納品代行も傘下に置き、15年2月期の連結売上高は3984億円。



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