岡山のセレクト、ワンデイの“ウチ”らしさ

2016/07/13 06:46 更新


 岡山市内にある男女向け路面セレクトショップ「ワンデイ」(埇田佐土志代表)が強さを見せている。14年末に近隣にイオンモール岡山が開業し競合が増えたにもかかわらず、売り上げを少しずつ伸ばし続けている。流行に左右されず、〝自店らしさ〟がある品揃え、服屋にとらわれない提案や店作りが支持されている。

 同店は00年に立ち上げ、今年が16年目。一時はメンズ、レディス店を分離したこともあったが、1階メンズ、中2階レディス、半地下1階がギャラリー風スペースの現在の店舗になってから久しい。全体の店舗面積は132平方㍍。

 品揃えはアメカジがベース。メンズは「1シーズンだけでは終わらない、足していくイメージのファッション」を重視している。「10~20年前のモノにも合わせられる」という目線でセレクトをし、上質なモノを揃える。

「例えばスポーツサンダルがはやればはやるほど、ウチは逆に革靴を提案したくなる」とするように、流行に流されないスタンスを持つ。レディスの方も、「メンズよりはトレンドを意識しているが、他店と比べるとあまのじゃくな部分があるかも」という考えだ。

広い空間を生かし、店作りにも工夫を見せる(中2階から撮影)
広い空間を生かし、店作りにも工夫を見せる(中2階から撮影)

流行にとらわれない自店らしい品揃えがウリ

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