靴下の岡本は、今期(24年3月期)も堅調な業績を予想している。「まるでこたつソックス」「ココピタプラス」シリーズをはじめ、主力ブランドが単価アップ・数量増と好調を維持し、過去最高の業績を達成できるペースで推移する。来期から創業100周年をにらんだ2033年ビジョンもスタートする予定だ。もう一段のブランド価値の向上、顧客起点の徹底、様々な社内改革などを加速していく。
(山田太志)
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まるでこたつソックスは品切れした22年秋冬物の反省を生かし、今期はSCM(サプライチェーンマネジメント)の精度向上が進んだ。ココピタプラスも春夏の「さらっと実感」、秋冬の「あったか実感」が販売先との連携強化、店頭とテレビCMの相乗効果が奏功し、引き続き好調に推移している。