モノからコトへ。成熟した市場では多くの製品はコモディティー化し、そうなると顧客体験(CX)が競合との差異化戦略としては重要とされる。CXを向上させることができれば、価格競争から抜け出し、顧客ロイヤルティーを高めることで業績改善を図っていくことができる。
二つの「愛着」
顧客ロイヤルティーには2種類ある。一つは行動ロイヤルティー、もう一つが心理ロイヤルティーだ。
行動ロイヤルティーはブランドの収益につながる顧客行動であり、指標はLTV(顧客生涯価値)とほぼ同義と考えていい。一方の心理ロイヤルティーはブランドに対するポジティブな知覚で、指標にはNPS(ネットプロモータースコア)をはじめ顧客満足度や再購入意向などがある。
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