西松屋チェーン 国内1500店めどに店舗数拡大を計画

2019/08/06 06:28 更新会員限定


 西松屋チェーンは、昨年12月に店舗数が1000店に達し、24年2月期までに1200店を計画する。「国内は1500店が一つの節目」(大村禎史社長)として、商圏人口10万人に1店舗を目安に出店し、毎年新規60、退店30で純増30のペースを維持する。

(金谷早紀子)

 新規出店や既存店の活性化として、標準的な売り場面積を660平方メートルから990平方メートルに拡大する店舗の大型化を進めている。幅広い客層を取り込むことが狙いで、大型店では、小学生を対象とした130~150センチサイズ商品の拡充や、季節に合わせた催事売り場の導入などを実施している。

 現在990平方メートル規模の店舗は全体の15%だが今後、比率を高めていく方針。大型店はまだ順調ではないが、「少子化が進み、大手専門店がベビー用品に注力しているなか、客層の拡大が不可欠」として、規模拡大を進める。一方、東京23区内や神奈川では、大きな店舗面積を取りづらいことから、500平方メートル規模の小型店での出店も検討している。

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