【上海支局】寧波阪急は、23年上期(1~6月)も売り上げは前年同期を超え堅調だった。ただ、計画比では客数・客単価とも微減で期初予定を下回った。下期は8月の七夕、9月の会員感謝祭、12月クリスマス商戦販促期間で客数を伸ばすとともに、主要ブランドと「コト体験イベント」を仕掛け、年間売り上げ目標54億元の達成を目指す。
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1階のラグジュアリーブランド群が売り上げを伸ばし、コロナ感染拡大の前年同期売り上げを上回ったが、期初計画は未達。上位顧客、新規客、加えて浙江省南部の温州、台州といった広域客も順調に増えたが、コロナ規制解除後すぐに市内の超富裕層が海外に出かけたことや、一般層の消費減退などで購買頻度が落ちたのが要因だ。