寧波阪急(運営は寧波阪急商業)は23年、顧客の実態・要望に合わせた改装にいち早く着手する。22年は新型コロナの影響を受けたものの、前年売り上げを超えた。そのような状況でも、顧客の実態に合ったブランド・テナント構成へとスピード速く対応する。今後の中国都市間の商業施設競合に対応していく狙いもある。
(上海支局)
開業3年でのテナント入れ替え着手は百貨店では異例といえる早さ。22年売上高の構成をみると、上位顧客の利用と買い上げ頻度はさらに高まった。この購買行動を受け、今年から顧客実態に合ったMD、半歩先を見据えたリーシングを行う。