新潟三越伊勢丹、ご当地"越品"フェア

2016/03/22 06:03 更新


 新潟三越伊勢丹は9日から始めた地元のモノ・コトを発信するキャンペーン「ニイガタ越品」が順調な滑り出しを切った。初日から6日間で売り上げは1500万円を超え、2週間の会期で計画していた2000万円は大きく上回る見通しだ。

 県内の優れたモノ、コトを顧客に再認識してもらうとともに、国内外に発信する。第1弾となった今回は45社約200種類の商品を揃え、新潟伊勢丹1~7階の各フロアで販売。燕市の金属加工技術を活用したタンブラーといったリビングや、地元産地のニットといった衣料品がギフト需要を取り込んだ。

 今後は5月、8月、11月に開き、8月から新潟三越でも展開する。「地域店は主体的に独自MDを揃えなければ顧客ニーズに対応できない」と浅田龍一社長。第1弾では産品の発掘が主だったが、次回以降はシーン別に編集するなど提案力を高める。将来は常設化するとともに、全国のグループ店舗での販売や旅行事業と組み合わせて新潟へ誘客できるキャンペーンに育てる。

各フロアの一等地で展開している(新潟伊勢丹3階プロモーションスペース)



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