ニューバランス、ゴルフ市場に参入

2016/03/24 08:26 更新


 ニューバランスがゴルフ市場に参入する。ニューバランスジャパン(冨田智夫社長)は16年秋冬から「ニューバランス」でゴルフシューズを販売する。ウエアとアクセサリーはTSIグルーヴアンドスポーツ(仙座学社長)とライセンス契約を結び17年春夏から販売し、シューズを含めたニューバランスゴルフ全体で3年後に売上高30億円(卸ベース)をめざす。ニューバランスのゴルフウエアのライセンス契約は同社が世界で初。

 ニューバランスのゴルフシューズは取り換え式スパイクを採用した「MG3001」と、人気スニーカー574のゴルフスパイクシューズ「MG574」「WG574」、スパイクレスシューズの「MG574B」の9SKU(在庫最小管理単位)。

 ウエア・アクセサリーが出揃う17年春夏以降は、日本市場に向けた新機能シューズなども拡大する。売り場はゴルフ専門店への卸販売をはじめ、百貨店やスポーツ専門店、ニューバランスのショップでのコーナー売り場を展開し、東京・大阪でのゴルフ専門業態の出店も視野に入れる。

 ニューバランスジャパンの冨田社長はゴルフ市場参入の狙いを「日本のスポーツ用品市場においてカテゴリー別市場規模で最大のゴルフ市場に参入することで、世界でトップ3のアスレチックブランドの地位を固めたい」としている。

左からニューバランスジャパン冨田社長、「ニューバランス」ゴルフフットウエア契約を結んだ芹澤信雄プロと藤田寛之プロ、TSIグルーヴアンドスポーツ仙座社長



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