ダウンメーカーのナンガ(滋賀県米原市)は、変則11カ月決算となる23年2月期の売上高が55億円(前年同期比30%増)となる見込みだ。予算比でも10%増となった。しかし、今期はキャンプブームの沈静化が見られることから「在庫調整し、生産を抑制する。オーダー以上の在庫を持たない」(横田智之社長)ようにして、売上高はほぼ横ばいを計画している。
(小田茂)
決算月の変更は従来の3月、9月に季節在庫が多くなり、シーズン立ち上がりの繁忙期でもあるため2月期に変更したもの。前期は主力商品のダウンウェアが別注モデルや限定アイテムを除くインライン(カタログに掲載された商品)で60%増、寝袋は39%増を見込んでおり、その他も全てのカテゴリーで伸びている。
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