上顧客向けのハイジュエリーが快調——総合ジュエリー企業のナガホリ(東京、長堀慶太社長)が半期に1度開くファインジュエリー・ハイジュエリー催事「創美展」は、今月展も10億円(前年同期は10億円超)を売り上げた。6月3日から2日間、東京・日比谷の帝国ホテルで開催、来場者は1500人(前年同期1600人)だった。
台風2号に見舞われ遠方からの集客に影響が出たが、自社のハイエンドブランド「ナディア」をはじめ、「予想を上回る販売のブランドやコーナーが多く、全体の購買率・単価ともに昨年より向上した」という。
パライバトルマリンを軸に様々なトルマリンにクローズアップした企画コーナーが好評だった。このほかアーガイル鉱山産のピンクダイヤモンドをはじめとする希少なカラーダイヤモンドルースなど超高価格帯の商品や、輸入販売する「スカヴィア」「コルロフ」などのブランドも並んだ。