レディスセレクトショップ「マッシュルーム」(福岡、久保陽子代表)は、オープン9年目を迎えた。年間8回、月に15日間ほどショップを開く変わった運営スタイルを継続しており順調だ。
4月26日~5月13日は春夏物を揃え、客を迎えた。アパレルのほか、シューズやバッグなどの服飾雑貨、アクセサリーなど久保代表が「かわいい」「着やすい」と感じた商品を打ち出している。それぞれの期間中に揃えた商品は次回にはなく、実需に合わせた商品を提案する。「毎回、新規オープンのようなもの」と、客の店舗滞留時間も長く、久保代表の接客や会話とともにオープンを楽しみにしている。
現在の品揃えは、ポリーヌブローやキャノンクリエーション、セモア、福岡の地場メーカーなどからセレクトした。オープンしていない期間は、展示会や仕入れ、次回の構想や店作り、財務関連などを行っている。久保代表は「常設店ではできない頭の切り替えができ、自分には合っている」と、さらに効果的で楽しんでもらえる運営を目指す。次回は6月に夏物を提案する。