六本木ヒルズ森美術館と展望台刷新

2015/04/14 06:02 更新


 森ビルの大型複合施設、六本木ヒルズ(東京・港区)内の森美術館(森タワー53階)と展望台「東京シティビュー」(同52階)が25日にリニューアルオープンする。これを機に、商業ゾーンと連携した販促をファッションを含めて一段と強め、施設全体を活性化する。

 森美術館は天井から映像装置などを吊るすことができる新しい機能や展示スペースを設ける。床やクローク、ベビー休憩施設などを刷新し。ミュージアムショップもリニューアルする。

 東京シティビューは従来のアートスペースに加えて、新しい展示スペース「スカイギャラリー」を作る。5月下旬にはアートをテーマにしたカフェ・レストランをオープン、店内にアート作品を展示するなどして美術館との連動性を強める。

 美術館、スカイギャラリーともに、リニューアルオープンを記念した企画展を実施する。美術館では第1弾として、エルメス財団などとの共同企画で、国内外のアート作品、工芸品など約130点を集めた「シンプルなかたち展」を25日から7月5日まで開催。

 スカイギャラリーではジョージ・ルーカス氏から依頼されたアーティストの「スター・ウォーズ」の作品を集めた「スター・ウォーズ展」を29日から6月28日まで行う。同展に合わせ、商業主力ゾーンのウェストウォーク内に関連アート作品やフィギアなどを展示するほか、同館内の「ユナイテッドアローズ」「ダブルスタンダードクロージング」「デザインワークス・ドゥ・コート」やヒルサイド内の「エストネーション」などファッション店で、スター・ウォーズをイメージした限定商品を販売、施設全体を盛り上げる。 



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