ミズノ 自社史上で最高反発性のシューズ用素材を開発

2020/07/02 06:29 更新


オンラインプレスカンファレンスで発表したミズノの水野明人社長

 ミズノは7月1日、自社史上最高の反発性を実現したシューズ用高反発ソール素材「ミズノエナジー」を開発したと発表した。オンライン発表会で水野明人社長は同素材を使用したシューズについて「新型コロナウイルスの影響もあるが、全世界で100万足以上は販売したい」と期待を表した。

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 同素材は柔らかさによってためた接地時のエネルギーをロスを少なく反発させるもので、約2年かけて開発した。3タイプで構成し、最上位タイプの「ミズノエナジー・コア」は従来のソール素材と比較して、反発性が56%、柔らかさが293%向上した。

 同素材を搭載したコンセプトモデル「ザミズノエナジー」は7月1日から直営店や公式オンラインショップなどで限定販売している。グローバルの販売数量は2000足。2万5000円。陸上やバレーボール、卓球などの競技用、ランニングやウォーキング、スポーツスタイルのシューズにも搭載する予定。

 同素材を使用した長距離ランナー向けランニングシューズのトップモデル「ウエーブデュエルネオ」は7月中旬に発売する。アッパー部はニット素材のハイカットにして、足首までの一体感を高め、安定した走りをサポートする。2万3000円。

コンセプトモデルの「ザミズノエナジー」


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