三越伊勢丹のメディア芸術 もはやサブにあらず。存在感増す新事業

2023/01/23 07:59 更新有料会員限定


 三越伊勢丹のメディア芸術。名刺に「部」とも記されていない〝特殊部隊〟だ。このチームは、アニメ・ゲームなどサブカルチャーと老舗百貨店という、一見するとつながりが薄い二つを結び付けている。コロナ下で、その存在感が増してきた。

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 率いるのは96年入社のディレクターの森玲治さん。10年代半ば、アニメファンの熱狂とサブカルチャー業界の盛り上がりを目の当たりにし、次の時代は「これだ」と考えた。アニメ・ゲームとの協業を軸とする「サブカル企画案」を社内に提出したが、賛同者はゼロだった。

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