三井不動産 台湾・台中市にららぽーと、23年に開業へ

2019/03/27 14:57 更新


 三井不動産は台湾・台中市に広域型SC「ららぽーと台中」(仮称)を23年に開業する。同時点で、同社の台湾でのSCは5施設目、ららぽーとは21年に台北市に開業予定の台湾南港に続く2施設目となる。

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 台中駅から徒歩6分の市街地エリアに開発する。土地所有者である台湾糖業(台南市)と地上権設定契約を結んだ。20年に着工する。

 約4万3000平方メートルの二つの敷地(C街区とE街区)にそれぞれ商業棟を設ける。建物はC街区が地下1階~地上7階(店舗は地上1~5階)、E街区が地上1~4階(同1~3階)で、延べ床面積約18万4000平方メートル、店舗面積約6万7000平方メートル。

 台湾内外のファッションブランド、日系テナントを含む飲食店やフードコート、大型専門店やエンターテインメント施設など約250店を導入、「一日中楽しめる時間消費型の施設」を目指す。

 同社はアジアでのSC事業を成長戦略の柱に据えている。同施設で、海外SCは10施設目、海外でのららぽーとは20年開業予定の上海金橋(中国・上海市)、21年開業予定のクアラルンプール(マレーシア)などに続く4施設目となる。台湾では16年1月に台北市近郊の新北市に三井アウトレットパーク(MOP)台湾林口、昨年12月にMOP台中港を開業、22年に台南市にMOP台南(仮称)を出す予定。

完成予想イメージ


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