ららぽーと門真とMOP大阪門真 売上高、客層「想定以上」に ハイブリッド型で効果

2023/12/12 18:00 更新会員限定


好調な売り上げの1階「黒門市場」

 三井不動産が4月17日に開設した大阪府門真市の「ららぽーと門真」「三井アウトレットパーク(MOP)大阪門真」が当初予算を大幅に上回る売り上げで推移している。「日常と非日常」「足元商圏と広域商圏型」。来館目的の違う二つの業態の組み合わせが、売上高、客層の幅、商圏ともに「想定以上」の結果に結びついている。

(吉田勧)

 同施設は、1階と3階がららぽーと、2階がMOPと二つの業態を一つの館に組み入れた同社初の〝ハイブリッド〟SCになる。店舗面積6万6300平方メートル、店舗数は約250店(ららぽーと150店強、MOP100店弱)が入る。開業8カ月の全体状況は「当初計画に対して売上高は2ケタ以上の伸長」(三井不動産商業マネジメントの三上悦司所長)だ。開発区画に8月末にコストコ門真倉庫店が開いたことでさらに集客力が向上している。

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