ミントデザインズ 手仕事の温かみと人工的な要素

2019/04/16 11:00 更新


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 ミントデザインズ(勝井北斗、八木奈央)は、19年秋冬コレクションを展示会形式で見せた。テーマは「ステッチワーク」。手仕事を感じさせる装飾を、現代のテキスタイルに取り込みモダナイズした。

 クロスステッチ刺繍で描く花柄を人工的な光沢を放つナイロンの高密度織物に施すことで、レトロなムードとフューチャーな印象が重なる。この花柄刺繍の生地でドレスやスカート、長袖トップのほか、バッグも作った。

19年秋冬コレクションのテーマは「ステッチワーク」

 バッグは生地の風合いがゴミ袋に似ていたことから、結び目を持ち手にしてゴミ袋に見立てた。大胆なプリントのシャツやドレスは、西洋の古い時代のすごろくをアレンジしたり、ちぎった紙のコラージュをプリントしてパステルカラーで表現したりと、クリーンで遊び心がいっぱい。

ビニールのような風合いを生かしてゴミ袋に見立てたバッグ

 展示会の別会場では、手仕事の温かみとマスプロダクトの使い捨て商品という相対する要素をインスタレーションで見せた。

 黒光りするドレスを真四角の木枠で囲い、ゴミ袋バッグの刺繍糸を張り巡らせて異質な存在を強調する。その隣には、白のキルティングを使ったアイテムのスタイリング。ベースの生地はコットンサテンで品のある風合い。

 花柄刺繍のトップに、バルーンシルエットのスカートを合わせるなど、ボリューム変化も多彩に見せる。その足元には白いゴミ袋バッグが置かれる。刺繍から垂れ下がる糸は束になって転がり、優しさや温かみを感じさせる。

手仕事の温かみと人工的な要素をコントラストで見せる

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