25年春開業の新広島駅ビル 商業施設名は「ミナモア」に 

2024/05/23 17:00 更新


 JR西日本と中国SC開発は5月23日、25年春に開業する新広島駅ビルの商業施設名称を「minamoa」(ミナモア)にすると発表した。フロア・テナント構成などは今後、発表する。来春に、ミナモアの一部になる既存駅施設「エキエ・ザッカマルシェ」を今秋に増床する。

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 ミナモアは「水面、みんな、もっと」などの意を込めた。県民や学生とのワークショップを重ね、地元の小説家や音楽家との検討会を経て決めた。ミナモアの店舗面積は約2万5000平方メートルで、約200店で構成する。既存施設エキエの2階にあるザッカマルシェは、約670平方メートル増床し、広島初の「成城石井」や中国初で「バウム」「ミュシャ」「スイサボン」や「シャネルフレグランス&ビューティ」など7店を新規導入する。約2100平方メートル、26店の構成になる。

 ザッカマルシェや飲食店、土産物、食物販、本、クリニックなどで構成し、19年秋に開業したエキエ(店舗面積約1万平方メートル)の23年度売上高は、過去最高の200億円以上となった。新駅ビルは、ミナモアとシネマコンプレックス、ホテル、駐車場などで構成する。



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