ミラノウニカ23～24年秋冬開幕　出展者数がコロナ前の8割超え

短縮していた会期を通常の3日間に戻した

　【ミラノ＝橋口侑佳】国際素材見本市のミラノウニカ（MU）23～24年秋冬が7月12日、開幕した。出展者数は19年7月展の8割強まで回復し、多くの来場者でにぎわった。開幕式典では「（伊テキスタイル企業の業績が）22年末にもコロナ禍前に回復する予測」（アレッサンドロ・バルベリス・カノニコMU会長）とともに、伊テキスタイル産業の明るい見通しが語られた。一方で、原料不足やエネルギーコストの上昇が深刻な問題になっており、国をあげた支援策を強化する計画が示された。

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