24~25年秋冬ミラノ・ファッションウィーク ランジェリーを軸にミニマル&ラグジュアリー

2024/02/27 06:30 更新有料会員限定


 【ミラノ=小笠原拓郎、青木規子】24~25年秋冬ミラノ・ファッションウィークは、テーラーリングが欠かせない存在になっている。ウールのテーラードジャケットとミニスカートのセットアップ、ゆったりとした量感のロングコートとランジェリードレスなど、マスキュリン&フェミニンが広がっている。メンズライクなウール地のビュスティエドレスといった具合に、メンズ素材で仕立てたフェミニンな服も増えている。

【関連記事】24~25年秋冬ミラノ・ファッションウィーク 素材のコントラストを強調

 サバト・デ・サルノのグッチがデビュー2シーズン目にして、より明確に方向性をアピールした。それはミニマルなラインの中に収めたラグジュアリー。シンプルに見える縦長のシルエットに、手仕事の技を散りばめていくデザインだ。デビューコレクションも同じ方向ではあったものの、この秋冬はよりスペシャル感を強調しているように思える。ミニマルデザインとラグジュアリーという相反する要素を、どのバランスで混ぜていくのか。それがより明確になったということであろう。

この記事は有料会員限定記事です。繊研電子版をご契約いただくと続きを読むことができます。

すべての記事が読み放題の「繊研電子版」
単体プランならご契約当月末まで無料!

今すぐ登録する

今すぐ登録する

会員の方はこちらからログイン

関連キーワード電子版購読者限定ピックアップニュース



この記事に関連する記事

このカテゴリーでよく読まれている記事