赤沢経産相 繊維を重要産業として「高付加価値化を後押し」 省力化投資など支援

2025/10/27 15:40 更新NEW!


赤沢経産相

 10月21日に就任した赤沢亮正経済産業大臣は10月27日、繊研新聞社など業界専門紙との共同インタビューで、繊維を含む各産業の課題認識と重点政策を語った。

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 繊維産業については「日本にとっても重要な産業だ。しかし、米国と同様、国内産業の空洞化が進んでおり、産地は国内外の事業環境悪化に加え、事業承継やブランディングなど様々な課題が山積している」とした上で、「海外販路開拓や中小企業の省力化投資、同一産地内での事業者マッチングなどの支援策を進めていきたい」とした。さらに、「日本の繊維産業発展のためには付加価値を増すことが大切。日本の繊維は高品質で、風合いに優れ、肌触りも良いという特性がある。こうした強みを生かすべく、繊維産地の競争力強化を国として後押ししていきたい」と強調した。



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