経産省 第三国加工のロシア産ダイヤ禁輸決定受け、輸入事業者向けに指針案を策定

2024/03/19 08:00 更新有料会員限定


ロシア産以外のダイヤモンドが円滑に輸入できることが重要に

 経済産業省は、政府がロシアのウクライナ侵攻に対する制裁措置として、第三国で加工されたロシア産ダイヤモンドの輸入禁止を決定したことを受け、輸入事業者向けの指針案を策定した。4月8日まで意見を公募し、反映させた上で正式に策定、事業者に対策を促す。

 「ロシア産の輸入排除を徹底するとともに、輸入対象品がロシア産でないことの確認体制を作り、ロシア産以外が円滑に輸入できるようにする」(田上博道製造産業局生活製品課長)のが目的。指針案では輸入事業者の「自主的な取り組み」として、①輸入元事業者の選定や調達基準、方針の策定、サプライチェーンのリスクを特定、防止・軽減し、情報開示するデューディリジェンスの監督担当者の配置による「管理体制の構築」②指針内容を順守する自己宣誓書の経産省への提出と原産国の証明書類の取得・保管③輸入元事業者に対し、原産国に関する確認・記録保持を促すなど「輸入元事業者への適切な確認」④要請に応じた経産省への書類などの提出を求める。

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