中国スポーツ大手のアンタ、プーマの筆頭株主に

2026/01/28 17:00 更新NEW!


 中国スポーツ大手の安踏体育用品(アンタ)は1月27日、仏ピノー家のホールディングス会社アルテミスから独プーマの株式29%を15億ユーロ(約2750億円)で取得し、同社の最大株主となると発表した。丁世忠会長は「プーマの過去数カ月の株価はブランドの長期的価値を完全には反映していない。現経営陣と深い信頼関係を築き、ブランドの復活の道筋を有意義に支える」とコメントした。

 取引は26年末までに完了する見込みだが、規制当局の承認などが必要。取引完了後、プーマの監査役会にアンタ側から代表者を任命する。

 プーマは23年12月期から成長が鈍化。25年1~9月の売上高は前年同期比10.4%減(為替調整後)、純損失は3億890万ユーロの赤字(前年同期は2億5710万ユーロの黒字)だった。25年7月にはCEO(最高経営責任者)に元アディダス幹部のアーサー・ホールド氏が就任。立て直しに取り組んでいた。

 アンタの24年12月期売上高は約1兆5500億円で世界の業界4位の規模だが、純利益ではアディダスやルルレモンを上回る。25年度は業界3位となる見通し。



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