【売れてます】4通りのヒップバッグ 陳列法に効果

2017/08/22 11:00 更新


背負った時のスタイルがイメージできる演出で売れている(メソッド池袋店)

 バッグブランド「デバイス」のフォーウェーヒップバッグが売れている。仕入れ先のカジュアル専門店のシーズメン「メソッド」池袋アルパ店では、店の入り口にハンガー掛けの陳列を続けている中で、今月は1週間で10個以上が売れるほど人気だ。

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 同商品はバッグ製造卸のトップハウス(大阪府堺市)が企画し、16年秋冬から販売している。腰巻き、背負い、ボディー掛け、手提げと4通りの持ち方が可能で、デザインはミリタリーテイストのアクセントが利いている。9800円。

 メソッドでは昨秋冬から定番商品として棚置きで販売していたが、同社系列店でハンガー掛けの陳列をしたところ活発に動き出したため、池袋店でも同じ陳列を実践。今は「ハンガーとボディーの二つの分かりやすい演出が客を引き寄せている」(海老澤和幸店長)という。

 現在は店の入り口の通路に陳列し、多くの通行客が手に取って、接客なしに購買していく。「1万円近い商品が接客せずに売れていくのは大きい」。同店での購入客の半数は女性客で、夏の暑い時期に背中全体を覆わない仕様も人気のようだ。メソッド限定の紺色別注は、すぐに完売。今はカーキだけになっている。

 トップハウスの直営店でも活発に動いているという。



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