《めてみみ》憧れの職業

2026/01/15 06:24 更新NEW!


 年始は子供たちに「今年やりたいこと、かなえたいこと」を聞くことにしている。「テニスの大会で優勝したい」「水泳、頑張る」「友達ともっと遊ぶ」など次々と出てくる。一方で自分はどうか。目標はあるが仕事関連が中心。悪くはないが少し寂しい。

 大阪市は07年から「こども夢・創造プロジェクト」に取り組む。文化、スポーツ、科学・自然、物作りを対象に、大阪の文化や産業の担い手、憧れの人などから子供たちが直接学び、将来の夢や希望を育み次代の担い手を育成する取り組みだ。アニメの声優やネイリスト、保育士、新聞記者といった職業に加え、クラシック音楽やゲームプログラミング、ダンサー体験など様々なメニューがある。

 子供にとって一番身近な大人は親。ワールドは社員の子供を会社に招く「こども参観日」を毎年開き、すでに36回を数える。親が働く職場を実際に見てもらい、働くことへの関心を育て家族間のコミュニケーションにも役立ててもらう狙いだ。

 どんな仕事も子供たちにとって憧れや夢となりうる。また、就きたいと思ってもらえる仕事には優秀な人材が集まる。そうなるためには、長時間労働や低賃金といった課題の改善が欠かせない。どんな業界であれ、魅力ある仕事、会社が増えることが業界の課題解決につながり、再び成長産業に押し上げる力となる。



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