《めてみみ》リアルの高揚感

2022/05/27 06:24 更新


 6月に予定される23年春夏メンズのファッションウィークや見本市の概要が明らかになってきた。2年間にわたるデジタルを軸にした新作発表から転換し、観客を招いてのリアルなイベントがメインとなりそうだ。

 フィレンツェで開かれるメンズの総合見本市ピッティ・イマージネ・ウオモは、会期を従来の4日間へ戻す。ゲストデザイナーには、ウェールズ・ボナーとアン・ドゥムルメステールが名を連ねる。先頃第1弾の日程を発表したパリ・メンズコレクションには、84ブランドが参加する予定。うちフィジカル(リアル)でのショーを39ブランド、プレゼンテーションを37ブランドが行う。デジタルのみの発表は8メゾンで、完全にフィジカル復活のシーズンとなりそうだ。

 パリ・メンズでは、ようやく現地でフィジカルでの発表を再開できる日本のブランドもある。デザイナーと同様に、バイヤーやジャーナリストも日本から現地へと入り始めることが予想される。問題は、フィジカルイベントの集客の規模だろう。人数制限などの規制は緩やかになっているものの、コロナ禍以前の規模にまで戻るかどうかは未知数だ。せっかく渡欧したのに会場に入れないという懸念がないわけではない。

 とはいえ、本格的なファッションウィークの復活に高揚感にも似たムードが漂い始めている。


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