上海市内では大規模な工事が数多く行われている。地下鉄工事、ビルの建設、道路工事と内容は様々だ。道路工事は電線の地中化なのだろうか、夜間に道路を覆っていた大きな鉄板が取り除かれると巨大な側溝が姿を現す。地下鉄工事は花園飯店近くや静安寺といった都心部でも行われ、渋滞をしばしば引き起こしている。
ロフトの中国1号店が出店した徐家匯の交差点は6差路。地下鉄3路線が乗り入れているため週末ともなれば、大変な人出になる。車の往来も激しく、通りを渡るのは一苦労。そのため、6差路をまたぐ大きな歩道橋の建設が進む。
街の回遊性、利便性を高めるための工事も多い。地下鉄の延伸、中心部への乗り入れが進むに従って地下街の整備も始まった。地下鉄駅構内に様々な店舗が出店を始め、薄暗かった雰囲気が明るくなっている。
上海でも有数の繁華街の南京路歩行街の延伸工事が終わった。南京東路駅から外灘までの約500メートルが歩行者専用道路として9月12日に開通し、人民広場から外灘まで歩いて行けるようになった。初日に歩いてみた。広い道路は、多くの人でにぎわい、南京東路と交差する道路はどこも渋滞。開通に合わせて道路沿いの店も奇麗になっていた。2週間後の国慶節・中秋節の大型連休では更に多くの人々でにぎわうことになるだろう。