週末、千葉県の柏市や我孫子市などにまたがる手賀沼のサイクリングロードを走る季節が巡ってきた。「自転車が友達」との気持ちが強く、数年前に購入したロードバイクのブランドロゴの入ったTシャツを愛用している。サイクリング途中に必ず寄る古本とコーヒーの店「ノースレイクカフェ&ブックス」でも店のオリジナルTシャツを購入し常連客を気取る。
先日、プレスツアーで山梨県の河口湖を訪れた。三陽商会がスタートしたアウトドアライフスタイルブランド「ファイブレイクス・アンド・エムティー」の旗艦店を取材するためだ。富士五湖をベースにアウトドアライフを実践するエッセイスト、木村東吉氏がブランドナビゲーターとして店舗を運営する。
富士山観光の全体では年間1100万人が訪れ、旗艦店が隣接する河口湖オルゴールの森美術館にも年間30万人が来場するという。木村氏は地元で年間約3500人の子供にパドルスポーツを教えたり、キャンプ教室を開いたりするほか、富士山道の整備など、自然を守る活動をしている。
店舗取材の後、バーベキューやカヌーも楽しんだ。ネットでどこにでも行った気になる時代だからこそ、実際に自然あふれる環境へ身を置き、普段できない体験を共有することがブランドの大きな魅力になりうる。またTシャツが増えそうだ。