メルローズ 50周年記念で50の取り組み 情報発信や社内外連携

2023/11/27 06:28 更新


 メルローズ(東秀行社長)は50周年を記念し、社内外を盛り上げる企画を連打している。6月1日から来年5月末までの1年間で、50のコンテンツを実施、社内の横の連携も強めている。

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 設立は1973年。50周年に当たって企業理念として「M・V・P」を定め、挑戦・創造を実行する「ミッション」、物作り・商品・サービス・感動を追求する「バリュー」、革新性やグローバルな観点で地域とともに事業を進める「プライド」の3本柱で運営することにした。50のコンテンツはこれまで弱かった情報発信や社内でのブランド間の連携を強めるのも狙い。消費者や社内、地域、工場などのサプライヤーを巻き込んで進めていく。

 コンテンツは13ブランド全てが参画するモノやコトで、特設サイトを設けて紹介している。特別ギフトがもらえるアニバーサリースタンプラリーや、各ブランドがブランドらしさを盛り込んだTシャツを一斉に販売する「コラボレーションTシャツコレクション」などを実施してきた。

 現在は、同じく50周年のサンリオと協業し、各ブランドが「ハローキティ」とのダブルネーム商品を販売している。こうした協業は少なかったが全社の取り組みで、盛り上げ効果も大きく、ブランド間のノウハウ交流も進んだ。

 引き続き新たなコンテンツを発信していく。同社の立地周辺に根差した企画も検討する。情報発信や認知度の向上、社内活性化につなげる。

ブランドスタッフが協業商品をサンリオピューロランドに持ち込み撮影


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