「まとふ」20年春夏 「手のひらの旅」で阿波藍に着目

2019/10/10 11:00 更新


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 国内外の手仕事を言葉と映像で伝える「手のひらの旅」に取り組む「まとふ」(堀畑裕之、関口真希子)は、表参道の直営店で、20年春夏向けのインスタレーションを見せた。

 手のひらの旅3シーズン目のテーマは「藍の源流」。日本の染色文化のルーツでもある「阿波」の藍染めに着目する。徳島県の産地で、タデアイを育てて「すくも」を作る藍師、阿波藍の伝統を受け継ぐ若い人たちとともに、「赤や黄色、茶色など様々な色を含んで奥行きを感じさせる本藍染め」の魅力を引き出すクリエイションに取り組んだ。

 定番の長衣コートには、ろうけつ染めを何度も重ね、透明感のある楕円(だえん)の模様を表現。グリーンとイエローでシャンブレー効果を出したコーデュロイのパンツを合わせてモダンに見せる。製品で段染めしたテーラードジャケットは、福井で織られた和紙のテキスタイルを使う。光沢や落ち感を備えて品のある印象に仕上がった。その下には、しじら織りの先染めストライプ柄パンツ。緯糸にシルクを使って、しなやかな風合いを出した。

 ほかに先染めの糸で段階的に色を変えたニットドレスなどがあり、藍染めで8種類ほどのテキスタイルを作り上げている。

まとふ

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