量販店の3~8月決算が出揃った。衣料品はコロナ禍の鎮静化に伴う人流の回復などに支えられ、22年度に続いて増収となった。ただし、粗利益率は7社中3社が前年同期比で減少しており、改革が求められる状況は変わっていない。
(田村光龍)
外出着、ビジネス向けのほか、ゆかたや水着の需要の高まりが各社の衣料品売り上げを押し上げた。最大手のイオンリテールも既存店売り上げを伸ばしている。行動制限がなくなり、祭りや花火大会が全国で再開されたことに伴うものだが、GMS(総合小売業)衣料品売り場の社会行事ニーズへの強さを示した。
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