韓国ピースピーススタジオ(パク・ファモクCEO=最高経営責任者)が運営するレディスファッションブランド「マルディメクルディ」が急成長を遂げ、韓国だけでなく国外にも店舗を広げている。
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24年上半期で、マルディメクルディは国外だけで売上高が200億ウォン(1ウォン=0.11円)を超え、前年同期比2倍の成長率を記録した。今年末までに国外で500億ウォン、国内外合わせて1500億ウォンの売上高目標を掲げており、既に達成した模様だ。
特に、日本、中国、台湾、香港、タイなどで成功を収めている。11月中旬時点で、国外店舗は30店あり、インドネシアにも出店し、年末までに合計31店となる。
ブランドアイデンティティーを重視する旗艦店を中心としたグローバルな流通網の拡大は、国外市場におけるブランドの認知度や、ロイヤルティーの向上に大きく貢献している。
今年3月には子会社を設立し、日本に進出した。日本の企業と提携せずに直接進出し、国外市場分析のモデルストアとして活用している。オンラインと実店舗の両方を活用する流通戦略で、日本で大きな成功を収めている。ECモール「ゾゾタウン」での販売開始初日には、1億5000万ウォンの売り上げを記録し、東京・代官山の旗艦店は初日に、1億ウォンを達成した。そのため、上半期には日本だけで50億ウォンの売上高を記録し、年末までに150億ウォンを達成すると見込んでいる。
今後、同ブランドはソウル、東京、台北、香港、バンコクなどのアジア主要都市を拠点にグローバルビジネスを拡大していく。
(韓国・TENANT NEWS)
■TENANT NEWS
韓国のファッションメディア。毎日オンラインで約20本の記事を配信するほか、月に1回タブロイド紙(1万2000部)を発行している。