ピースピーススタジオ(ソウル、パク・ファモク代表)が運営する韓国のライフスタイルブランド「マルディメクルディ」は、東京・代官山に日本初の旗艦店をオープンした。韓国の店舗よりも広く、ゆとりを持った空間が特徴だ。リアルでフルラインが揃う初めての店となる。
地上1、2階の2層で、総売り場面積は約300平方メートル。「韓国の旗艦店の漢南洞店とは違う魅力を日本で届けたい」との思いから、2層で、ゆったりと買い物ができる店を目指した。内装は、漢南洞店も手掛けたスタジオが担当した。韓国と同じような世界を味わえ、1階と2階では対照的な雰囲気が楽しめる。
1階でシーズンごとの新作やコレクションアイテム、バッグやシューズなどのアクセサリー、2階でベストセラーのTシャツやスウェットシャツなどを扱う。代官山店限定のアイテムとして、バラをモチーフにしたTシャツやトートバッグなどもある。
代官山は「静かで自然が豊かな街」とパク代表。コンセプトが異なる店が複数あり、ブランドがスタートした「大切なエリア」とする漢南洞の昔の雰囲気と似ていると感じたことから出店を決めた。物を売るだけでなく、ブランドを体験できる場として運営する。これまで定期的に行ってきたイベントや期間限定店は継続して行う予定。