シェア工房、体験とオリジナルの提供

2016/04/27 06:14 更新


 服飾副資材のナクシスの子会社、メイカーズが運営する会員制シェア工房「メイカーズベース」が軌道に乗ってきた。工房の機材などを定期的に利用する会員数は順調に増え、収益の柱となるワークショップの参加者も拡大している。

 東京の1号店は16日に目黒区の都立大学駅前の好立地に移転し、サービスを拡充する。昨年8月には北海道・札幌に2号店、21日には福岡で開業するキッテ博多に3号店を出し、新規拠点も増やしている。20年には国内8、海外7の15拠点体制、売上高20億円を目指す。
 
 メイカーズはナクシスがクリエーター支援を目的に設立。メイカーズベースはプロやセミプロのクリエーターの物作りをサポートするシェア工房として13年8月、JR目黒駅近郊にオープンした。

 縫製、テキスタイルプリント、木工、金工、陶芸などに関わる本格的な機材を約100種類揃える。工房を利用する会員数は約5000人(昨年10月は3300人)で、日本最大規模。年間売り上げは1億円を超えた。

好評なワークショップには主に20、30代女性が参加する
好評なワークショップには主に20、30代女性が参加する

目黒区の都立大学駅前に移転した「メイカーズベース」

続きは繊研新聞で



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