マジェスティックレゴン、トレンドラインを新設

2016/12/22 06:30 更新


 レディスSPA(製造小売業)のシティーヒル(大阪市)は、ヤング向け「マジェスティックレゴン」で、17年春夏物からトレンドラインを立ち上げる。

 レディス市場がフェミニンテイストに移行する中で、競合店と同質化してしまったことから、トレンド商品を加えて特徴を出す。店によって販売量を調整することで、ブランドのフェミニンテイストはぶらさず、新しい客層の取り込みを目指す。

 これまでは既存の商品企画でトレンド色の強いデザインを取り入れていたが、コーディネートで提案しきれず、「強みのフェミニンテイストが薄まったように見えてしまっていた」。その反省から別ラインとして立ち上げ、コーディネート提案を前提として企画。都心店など、トレンド商品への需要が高い店で主に販売する。

 鮮やかな色のワンピースや襟抜きのストライプシャツ、花柄刺繍のデニムスカートなど、ビンテージ風のデザインが中心。価格設定は既存ラインと変わらない。

 また、姉妹ブランドの「アメリエルマジェスティックレゴン」は、これまでの25歳中心のOL向けから、トレンドとベーシックのミックスカジュアル服に変更する。マジェスティックレゴンとの複合店「マジェスティックレゴン・アラモード」の出店により、両ブランドの違いを明確にするため。

 マジェスティックレゴンと同じ21歳をメインターゲットとするが、パーカやスニーカーなど「思いっきり遊べる服」に特化することですみ分ける。

 

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既存のフェミニンスタイル(写真左)とトレンドライン(右)をコーディネートで提案する
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カジュアル服に特化した「アメリエルマジェスティックレゴン」

 

 



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