米メーシーズ 4000人規模を削減

2020/06/29 06:30 更新


 【サンフランシスコ=立野啓子通信員】新型コロナウイルス感染拡大の影響を大きく受けた米最大の百貨店メーシーズは、本社従業員、管理職を含む3900人に加え、回復後には、調整する店舗、サプライチェーン、顧客サポートの一部従業員を解雇すると発表した。これにより年間6億3000万ドル、今年度については3億6500万ドルの経費節減になる。

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 店舗は3月18日~5月4日の間閉鎖された。7月5日からはほとんどが再開され、休職していた従業員が戻ってくる。

 ジェフ・ジェネッティCEO(最高経営責任者)は、「再開した店舗は順調だが、回復スピードは遅く、低い売上高を想定して経費の削減に取り組む。事業規模の縮小により損益分岐点を下げ、新たに45億ドルの融資を受けることで、より安定した柔軟性のある企業として前進していく」とコメントした。この事業再構築の費用は約1億8000万ドルで、多くが第2四半期(5~7月)の決算で計上される。

 コロナ禍前の2月に発表したリストラ計画では今後3年で、①モールを中心とした125店閉鎖②本社機能のニューヨーク集中③ロイヤルティープログラムの拡大④地域に合わせた商品戦略⑤10億ドル規模の強力なPBの確立⑥オフプライスのインショップ「バックステージ」は既存216店に50店を加え、新たに専用のモールに7出店⑦新たに小型店「マーケット・バイ・メーシーズ」を地域のライフスタイルセンターに展開することなどを方針に掲げていた。これらは、事業規模を縮小しながら、全てこれから着手することになる。

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