LVMHモエ・ヘネシー・ルイ・ヴィトングループが主催する第4回「ヤングファッションデザイナープライズ」の公募が始まった。同賞は、40歳未満のプロの若手クリエイターの育成と支援を目的にしたコンテスト。レディス、またはメンズのコレクションを2回以上製造・販売しているクリエイターなら国籍を問わずに誰もがウェブサイトからエントリーできる。2月5日まで。
17~18年秋冬パリレディスコレクション期間中の3月2、3日にファイナリスト8人が選出され、6月中旬に受賞者が決まる。昨年受賞したグレース・ウェールズ・ボナーは奨学金30万ユーロと同グループによるビジネスサポートが与えられた。
今回、審査するのは、同グループ傘下メゾンのクリエイティブディレクター、ピエール・イヴ・ルセルLVMHファッショングループ会長兼CEO(最高経営責任者)ら12人の審査員と、フォトグラファーやバイヤー、ジャーナリスト、スタイリストらで構成するファッションの専門家委員会。 専門家委員会は約40人のファッションのプロフェッショナルで構成されており、今回新たに元サッカー選手の中田英寿氏やサウンドディレクターのミシェル・ゴベール氏らが加わった。