パリ五輪・パラリンピックのプレミアムパートナーを務めるLVMHモエ・ヘネシー・ルイ・ヴィトンが、グループや傘下メゾンの顧客や社員、提携企業、そしてアスリートたちを迎える「メゾンLVMH」を期間限定で開いている。
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場所はグループ傘下「リモア」フォーブール・サントノレ通り店の奥にある優雅な旧私邸。1階と2階では、メダルをデザインした「ショーメ」や、その収納ボックスなどを制作した「ルイ・ヴィトン」など、傘下メゾンのクリエイションがショーケースやインスタレーションで紹介されている。
同大会開幕式の衣装を担当した「ディオール」はテーラードバーを設け、仏選手団のコスチュームとシューズをデザイン・制作した「ベルルッティ」は、トリコロールの美しさが際立ったジャケットのパターン展示や、レザーのパティーヌ技術を披露している。
ディオールで装飾された中庭では、アスリートをゲストにトークプログラムや競技の観戦が楽しめる。
同メゾンではサヴォワールフェール(匠の技)、スポーツ、そしてフランス流生活アートが融合し、LVMHとパリ五輪の戦略的パートナーシップを没入体験できる。
(パリ=松井孝予通信員)