【パリ=松井孝予通信員】ルミネがパリ・マレで7月7日まで開いている期間限定店「トウキョウ・センス」が、想定を上回る反響を呼んでいる。参加する29ブランドの多くは欧州初進出。日常使いできる高品質なアイテムが支持を集め、欧州市場での販路開拓の可能性を示している。
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来場者はパリ在住者やファッションウィーク関係者、欧州各国からの旅行客など幅広い。SNSを見て訪れる目的来店型が多く、同社によると、「コムデギャルソン」や「ヨウジヤマモト」「イッセイミヤケ」に続く新たな日本ブランドとの出合いを求めて足を運ぶ人が目立ったという。

「エイトン」や「バトナー」「シハラ」などは、素材や技術、ミニマルなデザインが支持され、初めて知るブランドでも購入につながっている。「この品質でこの価格」と驚く反応が多く、ブランド側からは「評価に見合う正当な価格も考えていく必要がある」との声も聞かれた。
会場ではロンドンの小売店から買い付けを希望する動きもあり、ルミネはブランドとの橋渡しを進める。森山大道らのアートブックも追加投入するほど人気を集めるなど、ファッションだけでなく、日本の出版やカルチャーへの関心が広がっている。
