ルミネはグローバル戦略のコンセプトストアで、インドネシア、シンガポール、タイのファッションブランドを集めた期間限定店「グローバルリンク・プレゼンテッド・バイ・ルミネ」を9月12日にニュウマン高輪に開設し、好発進した。10月13日まで運営する。
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ザ・リンクピラー1ノース1階に開設した。シンガポールとジャカルタの直営店で好評だったり、今後取引する予定のブランドやタイの駐在員が選んだブランドなどを揃える。店舗はルミネがキュレーションしたインドネシア13ブランドとシンガポール3ブランドを販売するゾーン、期間限定催事を行う特別区画、ワークショップなどのイベントを行うコミュニティースペースで構成する。
特別区画ではタイ政府が出展、現地の衣料品・雑貨11ブランドを展示・販売している。9月20日からはインドネシア政府とジェトロ(日本貿易振興機構)が協業し、現地の優れた雑貨や時計などを集めた催事「グッドデザインインドネシア」を実施。10月1~13日はタイの駐在員が選んだ、文化服装学園の海外校、文化服装タイランドの卒業生による2ブランドを販売する。

催事を含め、ほぼ全てが日本初登場ブランド。インドネシアからは天然素材やリサイクル素材を使った職人の手作業による衣料品・雑貨で、サステイナブルの国際認証「Bコープ」を取得した「セジャ・マタ・メマンダン」、手作業によるビーズ刺繍使いの「モテモテ」などが出品している。
コミュニティ―スペースは「単にモノを売るだけでなく、新たな価値が体験できる場にする」ため、設置した。シンガポール発の子供向け知育プログラムなどアジアの文化を体感する企画を実施している。10月4、5日にはタイのお守りなどを作るワークショップを開く。

「海外での取り組みを日本でも発信し、新たな価値を提供する」目的で開設した。初日から多くの客が来店、「イベントは好評で、売り上げも順調」だ。来春もニュウマン高輪で第2弾企画を予定する。