ルミネ新宿の売上高がコロナ禍前の水準に近づいてきた。ショップと連携した独自の新提案の強化が実り、高感度なレディスブランドなど衣料品が好調だ。4~8月の全館売上高は前年同期比15%増で、年間売上高が過去最高だった18年同期比で3%減、19年同期比で6.3%減に回復した。「お客の購買モチベーションは落ちていない」(草薙恵美子常務ルミネ新宿店店長)とし、9月以降も積極的に仕掛ける。
(有井学)
4~8月の衣料品売上高は前年同期比11.7%増、18年比0.6%減、19年比4.9%減。9月は猛暑日が多く伸び悩んだが、「健闘した」と見る。
衣料品は「ユナイテッドアローズ」「トゥモローランド」「ビショップ」「アーバンリサーチドアーズ」を中心とした大型セレクトショップ、レディスの「アメリビンテージ」「アニュアンス」「スナイデル」「ステュディオス」、レディス・メンズ「フレッドペリー」などが良い。「限定品を含め、新商品をきめ細かく投入して、顧客に情報発信し、目的来店を促しているショップが特に好調」という。
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