ルミネ新宿の衣料品好調 「今」「ここ」「私」だけの仕掛けで来店促す

2023/10/02 06:30 更新有料会員限定


DtoCブランドを販売する新店ヘリンドットサイ(ルミネ2)

 ルミネ新宿の売上高がコロナ禍前の水準に近づいてきた。ショップと連携した独自の新提案の強化が実り、高感度なレディスブランドなど衣料品が好調だ。4~8月の全館売上高は前年同期比15%増で、年間売上高が過去最高だった18年同期比で3%減、19年同期比で6.3%減に回復した。「お客の購買モチベーションは落ちていない」(草薙恵美子常務ルミネ新宿店店長)とし、9月以降も積極的に仕掛ける。

(有井学)

 4~8月の衣料品売上高は前年同期比11.7%増、18年比0.6%減、19年比4.9%減。9月は猛暑日が多く伸び悩んだが、「健闘した」と見る。

 衣料品は「ユナイテッドアローズ」「トゥモローランド」「ビショップ」「アーバンリサーチドアーズ」を中心とした大型セレクトショップ、レディスの「アメリビンテージ」「アニュアンス」「スナイデル」「ステュディオス」、レディス・メンズ「フレッドペリー」などが良い。「限定品を含め、新商品をきめ細かく投入して、顧客に情報発信し、目的来店を促しているショップが特に好調」という。 

この記事は有料会員限定記事です。繊研電子版をご契約すると続きを読むことができます。

ログイン契約して読む

会員の方はこちらからログイン

関連キーワード電子版購読者限定



この記事に関連する記事

このカテゴリーでよく読まれている記事