ルイ・ヴィトンは1月21日まで、東京・渋谷の公園通りで、24年春夏メンズコレクションを揃える期間限定の大型店をオープンしている。メンズのクリエイティブディレクターを務めるファレル・ウィリアムスによる最初のコレクションが勢揃いする店とあって、年明けの開店以降、インバウンド(訪日外国人)をはじめとする人々が多く来店している。
【関連記事】最もクリエイティブなデザイナーランキング ファレル・ウィリアムスが急浮上
ファレルによるデビューショーはセーヌ川にかかるポンヌフ橋を舞台に、太陽のエネルギーを思わせる光を浴びながら、モデルたちが登場した。象徴的に使われたのが、アイコニックなダミエとモノグラムを組み合わせてデジタル化した「ダモフラージュ・モチーフ」。期間限定店や商品の随所に、新旧のモチーフが散りばめられた。
ファサードはダミエ・パターンに彩られ、店内に入るとゴールドを基調にした空間が広がる。ルイ・ヴィトン仕様のゴルフカート、ブックストアを思わせるディスプレーも。2階はペパーミントグリーンの壁一面にモニターやスピーカーがディスプレーされ、ファレルによる新作の雰囲気が楽しめる。
商品は、メンズのプレタポルテをはじめ、シューズ、トラベルラゲージ、レザーグッズ、アクセサリー、サングラス、コネクテッド製品などが揃う。評判の良い商品も多く、ショッパー型のレザーバッグはすでに完売したという。