ルック、17年春からオリジナル新ブランド

2016/10/28 13:58 更新


 ルックは17年春、オリジナルの婦人服の新ブランド「フィラージュ」を立ち上げる。40代をコアターゲットに「様々な経験を重ねて魅力を増している大人の女性」に向け、ほどよくトレンドを取り入れた上質な服を提案。コンテンポラリーなインポートブランドを長年運営してきた経験や商品開発のノウハウを生かし、「次世代を担うナショナルブランドとして育てていく」(多田和洋社長)考え。

 長年パリコレクションに参加しているブランドのデザイナーとデザイン情報契約を結び、ルックの商品企画チームと一体となって作る。17年春夏物の生産は、自社工場のルックモードをはじめとする国内6割・中国4割。グローバルなトレンドを取り入れながら、「日本人女性の体型に合わせたフィッティング」を実現した。

 「女性の人生に寄り添う服」として、ジャケットスタイルからカジュアル、リトルブラックドレスまで、様々なシーンに合うアイテムを揃える。中心価格はジャケット7万9000円、コート8万9000円、ドレス7万9000円、ブラウスとパンツ、スカート3万6000円。

 まずは百貨店とECを主販路とし、初年度で7店、20年までに25店、売上高30億円(小売価格)が目標。全社を挙げて「EC売上高の拡大」を掲げており、フィラージュではEC化率2ケタ台を目指す。

日本人女性を美しく見せるシルエットが特徴


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