地方百貨店6社がECで協業 地元産品の共同ページ開設

2021/08/27 06:30 更新会員限定


 地方百貨店が地元産品などの特集ページを集約し、相互にリンクさせた〝協同ランディングページ〟を今秋に立ち上げる。近鉄百貨店(大阪市)、天満屋(岡山市)、福屋(広島市)、藤崎(仙台市)、藤丸(北海道帯広市)、佐賀玉屋(佐賀市)の6社で開始し、他の地方百貨店にも順次、広げる方針だ。商圏外の客の利用促進などが狙い。

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 近鉄百貨店が企画し、各社に呼びかけて賛同を得た。ランディングページは、各社のオンラインショップページ内に「全国ご当地おすすめ名産品」(仮称)の共通バナーを設置し、クリックすると表示される。専用ホームページとなるページで、公平性を保つため統一した仕様の各百貨店の名産品ページが並ぶ。そこから各百貨店のサイトに入っていく仕組み。各百貨店が扱う名産品ECの入り口となるのがランディングぺ―ジだ。

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