ニットの新ブランド「リトラ」 20年代の下着イメージ

2017/10/30 11:00 更新


リトラ

 「リトラ」は、イッセイミヤケの「ハート」でニットデザインを担当していた椎名英子が立ち上げたレディスのニットブランド。糸や編みの知識を生かした繊細なアイテムが揃う。18年春夏物は、1920~30年代のランジェリーから着想した。

 細いベルギーリネンを透かし編みし、アンティークレースのような表情を出したドレス(4万円)や、ジャカードニットで表現したサイドスリット入りのスリップドレス(3万4000円)。水や波からイメージしたという曲線柄の半袖トップ(2万5000円)やカーディガン(2万6000円)など、よりカジュアルな感覚のアイテムも揃う。きらきらと水面のように光るラメのキャミソールは、ホールガーメントで継ぎ目を無くすことで、繊細な輝きを強調する。

 生産は全て国内工場で行う。18年春夏から、本格的に卸販売を開始する。




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