【ロンドン=青木規子】ロンドン・ファッションウィーク・フェブラリー2026は、クラシカルなドレスの装飾やフォルムと、現代のリアルクローズを融合したスタイルが広がっている。例年以上に新人や若手が目立つなか、中堅以上の実力が際立つシーズンとなった。
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ブランド創立20周年を迎えたアーデムは、これまでを総括するかのようにノスタルジックな草花柄に包まれたクラシックエレガンスを見せた。素朴な小花柄のキルティングで仕立てたAラインのコートドレス、パニエで腰を膨らませた一枚レースのフィット&フレアドレス、テーラードコートにビクトリアンカラー。中世のドレススタイルの要素を抽出し、現代によみがえらせた。

定番の刺繍やビジューといった装飾に加え、今シーズンは、両肩を飾る大きなリボンも目を引く。リボン付きのタイトなトップにデニムパンツというカジュアルミックスも新鮮だ。タイトルは「架空の会話」。20年間の仕事を「時代も国境も超えて共鳴する女性たちとの継続的な交流」ととらえ、「未来を築く会話」と位置付けた。
