「レスポートサック」がEXITと協業 SDGsテーマに

2021/01/27 06:28 更新


 レスポートサックジャパンはニューヨーク発のバッグブランド「レスポートサック」で、SDGs(持続可能な開発目標)の取り組みとして、吉本興業のお笑いコンビ、EXIT(イグジット)との協業企画「イグレスポット」を発売した。

(武田学)

 同ブランドは今年、SDGsへの取り組みを一段と強めることを重点としており、その第1弾として同企画を出した。EXITは昨秋催された、SDGsの17目標にアプローチすることを笑いを交えて伝え競うイベント「SGDs‐1グランプリ」(吉本興業主催)で優勝したことから協業することにした。商品はニューヨークのブランドのクリエイティブチームとEXITがミーティングを重ねて作り上げた。

 商品は〝平等な教育〟をテーマにカラフルにモチーフを散りばめた「EXITユメボキン」と、ワニをイメージした柄のデジタルプリントを配色ストライプで表現した「EXITリンリンパニック」の2色4型を用意した。

 素材は、古着や生産時に出た残反を原料に再生したポリエステル「レニュー」(伊藤忠商事)を使用し、再生ペットボトルとは差別化した。また、ジェンダーレスなデザインを重視し、ユニセックスに使用できるトートバッグ、ショルダーバッグに仕上げた。税込み4400~9350円。

 売れ残りを出さない完全受注商品として特設ECサイトだけでの販売で、受注期間も1月31日までの短期にした。また、売り上げ金の一部をチャリティーとして寄付する。

 同ブランドではこれまで積極的に協業企画を出してきたが、お笑い芸人との協業は初めて。今後も他ブランドやキャラクターなど、広く協業に取り組んでいく。

売れ残りを出さないよう完全受注で販売する「イグレスポット」

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