「ラマルク」18年春夏コレ 軽やかで大人っぽく

2017/09/08 04:28 更新


 「ラマルク」(森下慎介)は、ニューヨーク・コレクションを前に都内で18年春夏コレクションを見せた。壁に向かって小さなランウェースペースを作り、親密な空気で見せるコレクション。軽やかな素材感を生かした大人っぽくイノセントなラインを揃えた。

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 レースやパンチングの透け感、プリーツの動き、シアサッカーの清涼感、軽やかなタッチを生かしたセットアップやドレスで見せる。その素材感を生かしてレイヤードでも軽やかに。プリーツドレスはアシメトリーヘムとウエストベルトで動きを作る。プルオーバーやワイドパンツ、トランペットスカートには、太めのコード刺繍を飾ってアクセントに。

 連続する風景画のプリントはその色使いのせいか、ノスタルジックな雰囲気を感じさせる。葉っぱのような柄をかたどったカットジャカードのセットアップは、長めの糸がふわふわと揺れる。白、ネイビー、黒、赤、落ち着きのある色がテクスチャーを強調する。(小笠原拓郎)





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