レディスアパレルメーカーの専門店向け卸は今冬物で、付加価値やデザイン性の高いコート・アウターの企画を強めている。市場では残暑を受けて、アウターを減らす傾向にある。しかし、「先物買いも含め、コートへのニーズは一定ある」という。市場で減っているコートへの取り組みをチャンスと捉え、消費者ニーズに対応する。
(古川伸広)
他社にないから
セラビ(東京)は、コートを例年より若干減らすが約1万9000着を企画する。5月展の冬物展で専門店から「他社でコートが見られなかった」と聞き、あまり作られていないと実感。コートの販売時期が短くなっており「リスクはあるが、チャンスでもある」という。
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